2007年 コロナモレリアチャンピオンシップ

パットが復調し、久々の60台!33位タイからさらなる上位進出を目指す!

2007/04/29 00:00

メキシコのトレス・マリアス・レジデンシャルGC(6600ヤード/パー73)で行われている米国女子ツアー第6戦「コロナモレリアチャンピオンシップ」3日目。前日ノーボギーのラウンドだった宮里藍は、この日は1番でいきなり30cmにつけてバーディを奪う好調な立ち上がりを見せた。

「あれが大きかった。いい流れを掴めました」という宮里は、5番パー5でも3打目をピン側50cmにぴたりとつけてバーディ奪取。アイアンの精度が高まり、さらにいくつかのバーディチャンスはあったものの、前半は2つスコアを伸ばして折り返した。

後半に入ると、10番でバーディを奪ったものの、11番でアプローチを1.5mに寄せるが決めきれずにこの日初のボギーを叩く。だが、12番で 3m、14番では右のカラーから7mを沈めてバーディとする。「やっと自分の読みとタッチがあってきた」と、懸案だったパターの調子も上がってきた。

その後、15番でボギー、18番でバーディと出入りの激しいゴルフとなったが、本人は「このコースはボギーが出てしまうコースなので、その分バーディを取っていかなくてはいけない。自分では出入りは激しいと思っていません」と、振り返った。

クラフトナビスコの3R以来となる60台、「69」を出して通算2アンダー、33位タイまで順位を上げた宮里。「明日は行ける所まで行きたいです。今日のようないいリズムと集中力で行ければ」と、最終日に向けて手応えは掴んだようだ。

2007年 コロナモレリアチャンピオンシップ