舞台はメキシコ、初日は凱旋帰国のオチョアとのラウンドに!
2007/04/26 00:00
今週、宮里藍の戦いの舞台はメキシコだ。米国女子ツアー第6戦「コロナモレリアチャンピオンシップ」が、4月26日(木)から開催される。昨年は10月上旬に開催されていたこともあり、その時期は日本に帰国していた宮里は出場していなかった。今大会においては、これが初めての参戦となる。
メキシコは、若き女王ロレーナ・オチョアの出身国。今週月曜日(23日)に発表された最新のロレックスランキングでは、第一回ランキング以降トップに君臨し続けていたアニカ・ソレンスタムをついに抜き、賞金ランキングに加えワールドランキングでも“女王”の座についた。そして今週、宮里と同組でまわるのがこのオチョアなのだ。第5戦「ギンオープン」に続き、2大会連続で初日に女王とのラウンドとなった。
「ギンオープン」を24位タイで終えた宮里だったが、「去年よりは相対的に成長している」、「このまま行けば、おのずと結果はついてくる」と、プレー内容に手ごたえを感じているような発言が目立った。1週間のオープンウィークを挟み、今季なかなか順位を伸ばせない原因でもあるパッティングの調整にも時間を費やせた。今週から3大会の連戦が続くが、中盤戦に向けて弾みをつけるためにも、ここで上位争いを演じておきたいところだ。
母国のスーパースターに向けられる大声援を味方につけ、今週も優勝候補の筆頭と目されているオチョア。ペースメーカーとしてついて行き、共にスコアを伸ばすような展開に持ち込めれば、初勝利への道も開けてくることだろう。