2007年 セムグループ選手権

感触良好の新パターで初めてのコースに挑む!

2007/05/04 00:00

今週、LPGAツアー第8戦「セムグループ選手権」が開催されるオクラホマ州セダーリッジCCは、宮里藍にとっては初めてのコースとなる。連日のしとしと雨の中、水曜日にプロアマを行い、木曜日はショット、パットの練習のみ行った。

コースの印象は、「距離が若干長くて、雨が降ってドライバーもキャリーしか飛ばないので、セカンドが200ヤード位になるところも多い」との事。今は、クラブセッティングを迷っている状態だという。スコアは「アンダーパーかイーブンで上出来だと思います」と、今週は我慢比べの展開になりそうだ。

ここまで苦しんでいたパッティング打開の為、今週からは新しいパターを導入予定。昨年の日本女子オープン時から気になっていたという、ベティナルディーのマレットタイプを火曜日の練習ラウンドから使用し、「すごく入ってくれるし、フィーリングも良い。今週から使うと思います」と好感触を得たようだ。

「今までのツーボールはややフックフェースでした。左に向くのが自分の癖だと思っていたが、今のパターを使うと構えやすいしミスも少ない。(ツーボールがフックフェースに)気付けてよかった。今週仮に入らなかったとしたら、ツーボールをストレートにしてもらうことを考えたりします」。

なお、今週サロンパスワールドレディスに来日中のカリー・ウェブは宮里についてこうコメントしている。「自分が求めているよりはいい結果が出ていないかも知れないけど、そんなに悪い状態とは思わない。今は私も同じような成績だが、それなりにチャンスはあると思っているので、藍も同じような気持ちだと思う」。チャンスを掴めるか、期待したい。

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