D.ワトソンが単独首位に!尾崎直道は優勝争いから一歩後退!
2007/10/28 10:53
カリフォルニア州にあるソノマGCで開催されている、今季米国チャンピオンズツアーの最終戦、「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」の3日目。最終日を前に、デニス・ワトソン(ジンバブエ)が単独首位に躍り出た。
前日終盤に大きくスコアを伸ばして2位タイに浮上したワトソンは、この日、5バーディ、1ボギーと安定したゴルフを披露。通算スコアを15アンダーとし、今季シニアツアーの最終日を、首位で迎えることとなった。
首位から僅か1打差の通算14アンダーで2位タイに名を連ねているのは、ブラッド・ブライアントと、ディフェンディングチャンピオンのジム・ソープ。ソープは17番まで首位を走りながら、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、首位の座を明け渡している。最終日のラウンドに、逆転連覇と今季最終戦の勝利を狙う。
単独首位でスタートしたエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)は、この日、1つスコアを伸ばすに止まり、通算13アンダー。単独4位に後退している。そして、4位タイと好位置でスタートした尾崎直道は、前半スコアを3つ落としながら、後半1イーグル、2バーディと盛り返し、通算10アンダー。順位こそ8位タイと落としたものの、最終日に期待を持たせる内容で3日目を終えている。
今季シニアツアーも明日が最終日。ベテランたちの熱き戦いは、どのような幕切れを迎えるのか、注目したい。