D.ワトソンが大混戦を制し優勝! 尾崎直道はプレーオフで散る!
2007/08/27 16:58
ワシントン州にあるTPCスノークォルミー・リッジで開催されている、米国チャンピオンズツアー第22戦「ボーイング・グレーターシアトルクラシック」の最終日。7人によって争われたプレーオフを勝ち残ったのはデニス・ワトソン(ジンバブエ)。
首位から4打差の2位タイでスタートしたワトソンは、1番から3連続バーディをマークしスコアを伸ばすと、折り返しの10番からも連続バーディを奪うなどして一時は首位に。しかし、17番でボギーを叩いてしまい通算9アンダー。プレーオフにもつれこんでしまう。
実に7人が参加したプレーオフは18番ホールで実施。第1ホール目の結果により、ワトソンのほか、5打差を追いついてプレーオフに滑り込んだクレイグ・スタドラーとR.W.イークスが残って2ホール目。他の2人がバーディをマークする中、ワトソンは見事にイーグルを決め、今季2勝目を挙げた。
首位から6打差の11位タイでスタートした尾崎直道は、7バーディ、2ボギーと見事な追い上げを見せ、プレーオフに進出したが、残念ながら第1ラウンドで力尽きた。この他、プレーオフに参加したのは、首位から7打差の18位タイでスタートしながら、終盤の14番から怒涛の5連続バーディを奪ったデビッド・イーガー、ダナ・クイグリー、ジル・モーガン。単独首位でスタートし、優勝を目の前にしていたレイ・スチュアート(カナダ)は「74」とスコアを崩し、1打差の通算8アンダー。8位タイで大会を終えた。