2008年 全英シニアオープン
期間:07/24〜07/27 場所:ロイヤルトゥルーンGCオールドC(スコットランド)
B.ヴォーン、痛みに耐えて首位を堅守!室田淳が20位タイに浮上!
スコットランドにあるロイヤルトゥルーンGCオールドコースで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第19戦「全英シニアオープン」の2日目。強風により、多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、ブルース・ヴォーンが単独首位に立っている。
初日、攻めのゴルフで首位に立ったヴォーン。この日は序盤の3番でボギーを叩くも、直後の4番でバーディを奪い返し、スコアをキープしたまま前半終了。後半も終盤に差し掛かった15番で再びボギーを叩いたが、またしても直後のホールでバーディ。過去2年間で6度の手術を経験している左ひざの痛みに耐えながらのラウンドであったが、見事な粘りを見せて通算3アンダー、単独首位をキープしている。
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通算2アンダー、単独2位につけているのはジョン・クック。こちらも2バーディ、2ボギーと、我慢のゴルフを展開。後半戦に勝負をかける。続く、通算1アンダー、3位タイには、大会連覇を狙うトム・ワトソン、今季好調のベルンハルト・ランガー(ドイツ)に、エドアルド・ロメロ(アルゼンチン)と強豪が揃っており、今後の熱い戦いに期待を持たせている。また、初日16位タイにつけ、大会を盛り上げていた地元スコットランドのアマチュア、ジョン.A.フレイザーは、この日「85」の大叩き。あえなく予選落ちとなっている。
日本勢では、室田淳が、通算5オーバーながらも、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)と並んで、20位タイに浮上。青木功と海老原清治は、通算6オーバー、28位タイ。羽川豊、友利勝良は、通算9オーバー、54位タイで予選突破を果たしている。なお、青木基正はわずか1打及ばず、そして、まずまずのスタートを切った湯原信光、丸山智弘は失速、浜野治光、森茂則はいいところなく予選落ちを喫している。