2019年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権

スコット・マッキャロンが初の年間王者 優勝はジェフ・マガート/米シニア最終戦

2019/11/11 13:30
初じめて賞金王を戴冠したスコット・マッキャロン(左)と最終戦を制したジェフ・マガート(Tracy Wilcox/GettyImages)

◇米国シニア◇チャールズ・シュワブ・カップ選手権 最終日(10日)◇フェニックスCC (アリゾナ州)◇パー71

ジェフ・マガートが通算21アンダーで並んだレティーフ・グーセン(南アフリカ)とのプレーオフを3ホール目で制し、今季初勝利を飾った。2015年「ディックススポーティンググッズ」以来、4年ぶりのツアー通算6勝目。

18番(パー5)から17番(パー4)へと変わったプレーオフ3ホール目。マガートが残り123ydの2打目をカップインさせ、イーグルを奪って決着した。

今季の最終戦が幕を閉じ、年間のポイント数で決まる「チャールズ・シュワブ・カップ」はスコット・マッキャロンに決まった。マッキャロンがシーズン総合王者につくのは初。ことし6月に日本で開催された同ツアー「マスターカード日本選手権」を制するなど今季3勝を挙げ、253万4090ドル(約2億7640万円)を獲得し、初めて賞金王にも輝いた。

今大会は通算4アンダーで34人中27位。「たくさんのプレッシャーを感じていた。20数週間、このポジション(賞金ランクトップ)にいるのは初めてだった。(過去に賞金王となった)トム・レーマンベルンハルト・ランガーに相談したこともあった。欲が出た時にこそ本当に難しい。今週は少しそれが出てしまって、上手くプレーをすることが出来なかった」と待望の賞金王戴冠を喜んだ。

2019年 チャールズ・シュワブ・カップ選手権