2009年 SAS選手権

トム・パーニスJr、デビュー戦を劇的勝利で飾る!

2009/09/28 09:54

ノースカロライナ州のプレストンウッドCCで開催中のチャンピオンズツアー第21戦「SAS選手権」の最終日。トム・パーニスJrが最終ホールのバーディで通算13アンダーとし、ツアー初出場初優勝を飾っている。

「ルーキー」が大仕事をやってのけた。前日単独首位に立ったトム・パーニスJrは、序盤2番でバーディを決めると、6番でもバーディをマーク。しかし、前半上がりホールでボギーを叩き足踏み。後半に入り、デビッド・フロスト(南アフリカ)、ニック・プライス(ジンバブエ)の猛追を許し、終盤の17番で並ばれたが、最終18番でバーディを決めて劇的勝利。通算13アンダーで、チャンピオンズツアーデビュー戦を華々しく飾った。

フロストとプライスは終盤14~17番で連続バーディを決めるなどして一気にスコアを伸ばして通算12アンダーとし、首位のパーニスJrに並んだが、最後にバーディで振り切られてしまった。最後に大きな見せ場を作り、大会を盛り上げた。

通算11アンダー、単独4位にはダン・フォースマン。続く通算10アンダー、5位タイにはラス・コクラン、デニス・ワトソン(ジンバブエ)ら4人が並んだ。尾崎直道は前後半ともにスタートホールでバーディを決めたが、前後半の上がりホール9番、18番でボギーを叩いてしまい、通算アンダー止まり。43位タイで大会を終えている。

2009年 SAS選手権