2009年 全米シニアプロ選手権

M.アレン、シニア初参戦でビッグタイトルを奪取! 尾崎直道は22位、室田淳は28位

2009/05/25 11:20
シニアツアー初参戦でメジャータイトルを獲得! 鮮烈なデビューを飾ったM.アレン(Hunter Martin /Getty Images)

オハイオ州にあるカンタベリーGCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第10戦「全米シニアプロ選手権」最終日。特別招待で大会に挑んだマイケル・アレンが通算6アンダーでシニアツアー、それもメジャー初出場初優勝の偉業を成し遂げた。

ビッグタイトルを手にしたのは、この大会がシニアツアーデビューとなる「ルーキー」だった。後続に1ストローク差をつけて最終日を迎えたアレンは、スタートから8番まで我慢のパープレー。前半上がりホールでこの日最初のバーディを奪うと、それ以降17番までに2バーディをマーク。単独首位で迎えた最終18番はバーディを決め、通算6アンダーでフィニッシュ。米国男子ツアーで未勝利だった男が、遅咲きの大輪を咲かせた。

通算4アンダー、単独2位に食い込んだのはラリー・マイズ。前半だけで4バーディを奪ったが、後半に息切れ。「ルーキー」を捉えられなかった。続く通算3アンダー、単独3位にはブルース・フライシャーが食い込んでいる。

10位タイで最終日を迎え、上位進出が期待された尾崎直道は、5番から連続バーディをマークするも、最終的に2度のダブルボギーを叩くなどして4つスコアを落とし、通算5オーバー、22位タイでフィニッシュ。室田淳は11番までは手堅いゴルフを展開したが、12番から15番までの4ホールで2ボギー、1ダブルボギーを叩き、最終的に通算6オーバー、26位タイで大会を終えている。

2009年 全米シニアプロ選手権