スタドラーが逆転優勝!青木は12位でフィニッシュ
2003/09/29 09:00
ノースカロライナ州のロックバーンG&CCで行われている、米国チャンピオンズツアー第28戦『グレーターヒッコリークラシック』最終日。首位と2打差の4位につけていたクレイグ・スタドラーが最終日に猛チャージを見せ、劇的な逆転優勝を飾った。
スタドラーは1番から4番まで4連続バーディを奪い、首位のラリー・ネルソンを抜いてトップに躍り出た。ネルソンも負けじと4番、8番でバーディを奪って反撃。だが9番、11番でボギーを叩いてしまい、トップとの差が広がってしまった。その後再び追い上げるものの1打及ばず、スタドラーが食い下がるネルソンを振り切り、チャンピオンズツアー2勝目を手に入れた。
50歳のスタドラーは、7月に開催された「フォード・シニアプレーヤーズ選手権」でチャンピオンズツアーでの初優勝を掴むと、翌週のレギュラーツアー「BCオープン」でも優勝を飾り、見事2週連続優勝を果たした。今後もチャンピオンズツアーを盛り上げてくれそうだ。
日本勢では、青木がトップと4打差で最終日を迎えて逆転優勝の期待がかかった。前半から飛ばしていきたいところだったが、パープレーが続く我慢のゴルフ。9番で今大会初のボギーを叩いてしまい一歩後退してしまった。結局この日は1度もバーディを奪うことが出来ず通算6アンダー12位タイで競技を終えた。