R.チャップマンが大量リードで今季初勝利に王手

◇米国シニア◇全米シニアプロ選手権 3日目◇ハーバーショアGC（ミシガン州）◇6,822ヤード（パー71）

初日から首位をキープしているロジャー・チャップマンが、8バーディ、1ボギーの「64」をマークし、通算14アンダー、後続に5打差をつけ今季初勝利に王手をかけた。

チャップマンは、2ストローク伸ばして前半を折り返すと、後半10番から3つのバーディを連取して勢いに乗り、さらに2つのバーディを奪う猛チャージ。この日の最少スコアである「64」を叩き出すと、後を追うジョン・クックを、5打の大量リードで引き離し独走態勢で最終日を迎える。

通算9アンダーの単独2位にクック、通算7アンダーの3位タイには、2日目に「66」のエイジシュートを達成したヘイル・アーウィン、スティーブ・ペイトが並んでいる。

日本勢で唯一決勝ラウンドに進出した室田淳は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと2ストローク落とし、通算3オーバーの42位タイに後退。国内シニアツアーを主戦場とし、昨年同ツアーの賞金王に輝いたキム・ジョンドク（韓国）は、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「72」で、通算6オーバー、54位タイとなっている。