2011年 全米シニアオープン選手権

O.ブラウンがメジャー制覇! 室田淳は17位タイ

2011/08/01 09:43
チャンピオンズツアー初タイトルをメジャーで飾ったO.ブラウン(Gregory Shamus/Getty Images)

オハイオ州のインバーネスクラブで開催された、米国チャンピオンズツアーのメジャー第4戦「全米シニアオープン選手権」の最終日。単独首位からスタートしたオリン・ブラウンが通算15アンダーで逃げ切り勝利。シニア参戦3年目にして、チャンピオンズツアー初タイトルをメジャーで飾った。

3日目を終えて2ストロークのリードをつけたとはいえ、同じ最終組で追うは「マスターズ」と「全英オープン」のタイトルを持つ百戦錬磨のマーク・オメーラ。前半9ホールを終えて14アンダーで並ばれ、その後も均衡は崩れず「マッチプレーの状況になるだろう」と覚悟を決めたという。

だが、先にオメーラが13番でボギーを叩きリードを奪い返すと、ブラウンは勝負のバックナインでスコアを落とすことなくパーを重ね、最終18番をバーディフィニッシュ。最終的にはオメーラに3打差をつけ、ビッグタイトルを獲得した。

オメーラは通算12アンダーの単独2位。通算11アンダーの単独3位にマーク・カルカベッキアが続いた。日本勢で決勝ラウンドに残った室田淳は、5バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容で1ストローク落としながらも、通算3アンダーの17位タイに浮上。29位タイでスタートした湯原信光は、終盤に3連続ボギーをたたくなど通算2オーバーの42位タイで4日間の戦いを終えた。

2011年 全米シニアオープン選手権