2011年 全英シニアオープン

M.カルカベッキアが首位を死守!最終日、史上4人目の快挙に挑む!

2011/07/24 08:33

イングランドのウォルトンヒースゴルフクラブで行われている米国チャンピオンズツアーのメジャー第3戦「全英シニアオープン」3日目。通算7アンダーの首位タイに、デビッド・フロスト(南アフリカ)、ラス・コクランマーク・カルカベッキアの3選手が並んだ。

首位タイで決勝ラウンドに臨んだカルカベッキアは、前半2つのバーディを奪ってスコアを伸ばすも、後半13番パー4で痛恨のトリプルボギー。イーブンパーでホールアウトし、スコアを伸ばせないものの首位を死守している。「ドライバーは序盤好調だったが、曲がり始めると止まらない。けれどアイアンでカバーできればチャンスはある」と、史上4人目の「全英」&「全英シニア」勝者のタイトル獲得に望みを繋ぐ。

一方、首位タイに並んだコクランは1ダブルボギー、1ボギーを叩くが、7つのボギーを量産し10位タイから浮上。「予選ラウンド2日間は、グリーンの速さを理解するのに悩んだが、今日はフィーリングも合ってきてバーディが獲れた」と振り返った。フロストは6バーディ、ノーボギーのラウンドで17位タイから一気に順位を上げた。

1打差の4位タイには、コリー・ペイビン、バリー・レーン(イングランド)の2選手が続いている。今年5月の「全米シニアプロ選手権」を制したトム・ワトソンが3ストローク伸ばして9位タイに浮上、今季3勝を挙げ、現在賞金ランキング2位のジョン・クックは9位タイに後退するも、上位争いの常連選手が最終日の優勝争いに挑む。

2011年 全英シニアオープン