林文堂が逃げ切ってツアー初勝利

◇アジアンツアー◇ソレイルオープン最終日◇ワクワクG＆CC（フィリピン）◇パー72

今年初開催の「ソレイルオープン」最終日、首位からスタートした林文堂（台湾）が、苦しみながらも逃げ切って、1打差でアジアンツアー初勝利を掴んだ。

最終組からスタートしたこの日、林は8番（パー3）でボギーを先行させてしまう。12番でバーディを取り返すものの、13番、15番とボギーを叩き、通算2アンダーに後退する。

追い掛けるリチャード・リー（カナダ）、タマヌーン・スリロ（タイ）らとの混戦になったが、終盤17番でバーディを奪った林が一歩抜けだし、最終ホールもパーで締めくくり、2バーディ3ボギーと1つスコアを落としながらも通算3アンダーフィニッシュ。1打差で逃げ切り、嬉しいアジアンツアー初勝利を飾った。

通算2アンダーの2位タイにはリーとスリロの2人。日本勢では、片岡大育が通算3オーバー13位タイ、塚田好宣が通算6オーバー25位タイ、平塚哲二が通算8オーバー41位タイ、市原弘大が通算11オーバー51位タイ、中里光之介が通算19オーバーの75位タイで4日間の戦いを終えている。