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松山英樹 アマで優勝後、プロツアー会場へ直行

文部科学大臣杯争奪第4回全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦は23日(水)、滋賀県の日野ゴルフクラブで最終ラウンドを行い(2日間36ホール競技、パー71)、東北福祉大2年の松山英樹が通算5アンダーで優勝した。

1アンダーの首位から出た松山は、出だしの1番からバーディ発進。前半アウトで2つスコアを伸ばして折り返した。後半13番(パー5)では2オンに成功しながらも4パットでボギーをたたいてしまうが、16番からの上がり3ホールを3連続バーディで締めくくり。「67」をマークして2位に6打差をつける貫禄の勝利を飾った。

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2週前の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上3人目となるアマチュア優勝を果たし、注目度が一層増す中で迎えたアマの大会でしっかりと結果を残した松山。「大学のライバルが一生懸命頑張っている。『勝って当たり前』という考えは捨てて、一生懸命プレーしたことが優勝につながったと思う」と謙虚な姿勢で戦った。

そして明日24日(木)からは、国内男子ツアーの「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」に出場する。そのため、この学生の大会で優勝した直後、自動車で伊丹空港へ移動し、飛び乗った航空機で高知入り。午後5時前にKochi黒潮カントリークラブに到着し、日没直後のコースでパッティング練習を行った。

前週オーストラリア・メルボルンで行われた「ザ・プレジデンツカップ」に出場した石川遼も「は?滋賀から!?僕よりよっぽどハードだ…」とビックリの強行日程。だがそんな心配もどこ吹く風。「疲れは無いです。今日4パットして、納得いっていなかったので」と口を真一文字に結んで準備を続けた。

松山は昨年もこの「カシオワールドオープン」に出場し、明徳義塾高時代にも幾度と無く同コースを回った経験があるが、今大会は練習ラウンド無しでの“ぶっつけ本番”。それでも「予選で落ちるわけには行かない。上位に行って恩返ししたい。チャンスまでしっかり上位を狙える位置にいたい」と力を込める。

予選ラウンド2日間は前週優勝の武藤俊憲、そして石川と同組で直接対決。「同学年で回れるのはいいが、自分は自分のプレーをするだけ。遼と一緒に回るからといって変わったことはしない」と、あくまで松山英樹のスタイルを貫いていく。(高知県芸西村/桂川洋一)

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2011年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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