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JGTO、2年以上連続欠場者への罰則強化を検討

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の小泉直会長は12日(月)、同一トーナメントを2年以上連続して欠場した選手に対する罰則を強める方向性を明かした。

発端は、先週の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」。石川遼が左肩違和感により2年連続の欠場となったことを受け、主催するトーシンの石田信文社長が罰則の強化を要求。この日、都内で行われたJGTOの理事会で協議された。現在の規定では罰金100万円が義務づけられているが、「100万円を支払えば出場しなくていい、ということになりかねない。実績のあるプロに少しでも出場してもらいたいのが私どもの念願」と小泉会長。「金額的なことなのか、それ以外なのかは未定だが、選手会と細かく打ち合わせをしながら何かしらの処置を決めていきたい」と続けた。

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決定時期については「遠い時期ではないと思う。来年のツアーには間に合わせたい」と話し、短期間で難しい判断を強いられることになる。近年は海外ツアーに出場する選手も増えており、「(国内ツアーの)日程を再考する必要もあるかもしれない」と、多角的な改善策が求められることになりそうだ。

■ ジャパンゴルフツアートーナメント規定

<選手の協力義務に違反する行為>(制裁金100万円)
ディフェンディングチャンピオンであるにもかかわらず当該トーナメントに出場しない行為又は2年以上連続して同一トーナメントに出場しない行為(永久シード選手、フェデレーション加盟ツアーメンバーである者、同週に行われる海外4大メジャー、WGC、フェデレーション加盟世界6大ツアー、自国のツアー、フェデレーション加盟シニアツアー又はJPGAシニアツアーに出場する者、前年度QTランキング上位者、その他正当な理由があるとJGTOが認める選手に係るものをのぞく)

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