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薗田峻輔「切り替えて」、藤田寛之「上位にしがみつく」

山梨県の富士桜カントリー倶楽部で行われる国内男子ツアー第13戦「フジサンケイクラシック」は大会初日の1日(金)、降雨によるコースコンディションの不良により、中止となった。翌2日(金)から第1ラウンドを開始する。

日本列島に接近中の台風12号の影響で、山梨地方に開幕前日の8月31日(水)から降り続いた雨はこの日も勢いを増した。コース内のバンカー、グリーン、フェアウェイほか、ティグラウンドにも水たまりができ、大会側は午前6時30分に初日の中止を決定した。

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昨年大会で石川遼とのプレーオフで敗れた薗田峻輔は午前7時にコース入り。リベンジを期した一戦を前に「ちょっと残念」としたが「試合が無くなったわけではない。明日から気持ちを切り替えてやりたい。明日も、土曜日も雨のゴルフになる。ミスは出るがそれをうまく“ごまかしながら”きっちりやりたいと思う」と話した。

第1ラウンドが開始される2日(金)以降も、雨天が予想されており競技が54ホールや36ホールでの決戦に短縮される可能性もある。藤田寛之は「試合が短くなると、ミスがよりできなくなるというのはある。もともと距離のあるコースだし、雨が降るとスコアを伸ばすのは難しい。なんとか上位にしがみついて最終日を迎えたい」と熱心に雨の降る練習場で打ち込み。谷口徹
「明日出来るように準備だけはしておきたい。少ないラウンドなので、いいスタートを切れるようにやりたい。雨で距離も長くなるのでスコアもあまり出ないのでは」と、出だしの重要性を強調していた。

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2011年 フジサンケイクラシック



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