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連覇を狙う申智愛「できるだけ多くのお金をお返ししたい!」

国内女子ツアー「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」の初代王者となった申智愛(韓国)が、連覇に向けて大会に挑む。申は2週間前の国内ツアーが再開された「心をひとつに 西陣レディスクラシック」に出場し、先週は休養をとった。

その一週間全てを「パッティングの練習に費やした」と話す申は、「今年1月からコーチを変えて新しいスイング作りを行っていますが、スイングがだいぶよくなっています。あとはパッティングだけなので」と、パッティングさえ良くなれば、2年前の絶好調なゴルフが戻ってくるという。

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大会前日は指定練習日となっていたが、申はここでもパッティングを中心に練習を行った。そして、当初は午後2時ごろから9ホールの練習ラウンドに出る予定だったが、サプライズなプレゼントで予定は変更された。28日は23回目の誕生日ということで、主催者から申と同じく、この日24歳になる吉田弓美子の2人に特製のケーキがプレゼントされたからだ。

多くのカメラマンや記者に囲まれた申は「ありがとうございます。今年はファンや後輩の韓国選手たちから信頼されるよう、責任感を持ってプレーしたいです」と意気込みを語った。

そして、大会連覇に向けては「とても難しいことだと思います。でも、今大会の賞金は全て義援金として寄付します。この時期に日本で試合ができることを、主催者の方々に感謝していますし、私にとっては寄付という感覚ではなく、お世話になった方々にお返しだと思っています。だから少しでも多くの賞金を獲得したいと思って試合に挑みます。自分のためではなく、みなさんのために今週は勝ちたい」と、優勝への思いを語る。

<やっぱりミズノのクラブは安心感があって最高!>

今年3月の女子ツアー開幕直前、ミズノのアドバイザリープロスタッフとして契約を締結した申。ミズノのクラブとは韓国でナショナルチームに入る以前のジュニア時代からつながりがあった。「ミズノのクラブでゴルフを覚えたような感じです。昨年のミズノクラシックで凄く久しぶりにミズノのクラブを使ってみて、これだと思いました」。その後もミズノのクラブで戦いだした申は、年末に新しいクラブを手渡されたときも「これもいい」と直感でクラブの変更をした。

「私はクラブを選ぶときに顔というかデザインで決めます。そして、今使っているクラブ全てが私のお気に入りです。どのクラブが好きというのも無く、全てが良い仕事をしてくれる。ひさしぶりに使いましたが、やっぱりミズノのクラブは安心感があっていいです。今季も何勝という目標は持たずに、応援してくれているファンの方々に喜んでもらえるようなプレーを目指します」。プレー中も、クラブを持たない時も笑顔が絶えぬ申が、新たな武器を手にして日本ツアーで戦う。

関連リンク

2011年 サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント



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