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2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

24位タイにも手ごたえありのタイガー「今日は68か69くらいの内容だった」

マスターズ初日、タイガー・ウッズは第16組、午前10:41にスタート。初日と2日目の同伴競技者は北アイルランドのG.マクドウェルとオーストラリアのR.アレンビー。午前中は気温が12度前後と少し肌寒い感じだったが、午後からは気温も上がり絶好のコンディションになった。オーガスタを難しくする風は南の方向からの微風のみで多くの選手がアンダーパーを記録した。

タイガーは3つのバーディに対し2つのボギーで1アンダーパーの「71」。7アンダーのマキロイ(北アイルランド)とキロス(スペイン)とは6打差の24位タイというポジション。

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タイガーは前半6番でピン左から6メートルのパットを沈めてバーディを奪取。フロントナインでのチャンスホールとなるパー5ではティショットをしっかりとフェアウェイを捕らえることができずに2ホールともパーだった。バックナインに入ると10番で3パットのボギー。上りのパーパットはカップの右を逸れていった。11番でもボギーにしてしまったタイガーは12番のパー3でもピンチを迎えるが、パーパットをねじ込んで悪い流れを断ち切る事に成功。13番では3番ウッドとロングアイアンで2オンに成功。イーグルトライは右に外れてしまったがここで2つめのバーディ。14番では15メートルのロングパットを入れて連続バーディ。その後15番や18番で3メートル以内のバーディトライを迎えたタイガーだったがバーディを取れなかった。初日は通算1アンダーというスコアでプレーを終えた。

プレー後のインタビューでは「コンディションも良く、自分のプレーは良かった。いい感じで打てたパットが多かったが、カップをかすめていったよ。(明日以降は)沈むといいね。今日は「68」か「69」ぐらいの内容だった」と明るい表情で語った。

2番ではティショットを右のバンカーに入れてしまい2オンを狙えず、8番ではティショットを左に引っかけてしまいここでも2オン狙いを断念するしかなかった。この2ホールでバーディが取る事ができなかったのは痛かった。しかしいいパーセーブのホールを忘れてはいけない。大会前に心配されたグリーン回りのアプローチは冴えを見せた。グリーン左奥に外してしまった3番と17番のロブショットはミラクルタッチだった。寄せワンの可能性は20%ほどしかないと思えるような状況から失敗覚悟のスーパーロブショット。メジャー競技という緊張感の中でこのショットが打てたという自信は残り3日間に繋がっていくショットとなるはずだ。
明日は午後1時48分という遅いスタートとなるタイガー。2日目以降からはグリーンの表面も硬くなり、コースセッティングは難しくなると予想される。トーナメントリーダーの7アンダーがどこまでスコアを伸ばしてくるかはタイガーがコントロールすることはできないが、タイガーが最低でも2アンダーで回り通算3アンダーにすればいいポジションで週末を迎えることになるだろう。

★ラウンド データ
71(1アンダー)
フロントナイン 35(1アンダー)
バックナイン 36(イーブン)
・バーディ: 3ホール
・パー: 13ホール
・ボギー: 2ホール
・パー3: 通算1アンダー
・パー4: 通算1オーバー
・パー5: 通算1アンダー
・フェアウェイキープ率: 42.86% (14ホール中 6ホール)
・パーオン率: 66.67% (18ホール中 12ホール)
・合計パット数: 30パット(1パット 11回、2パット 7回)
・ドライビングディスタンス 2ホール平均 263ヤード

アンディー和田
(ゴルフチャンネルトーナメント解説者)

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