スタート前にティグラウンドで申智愛と体をほぐす宮里藍

2011年の米国女子ツアー開幕戦「ホンダLPGAタイランド」にディフェンディングチャンピオンとして挑んでいる宮里藍は、大会3日目は申智愛と同組でラウンド。3日続けて1番をバーディ発進としたものの、その後はボギーとバーディが交互に来る展開で、この日は一つスコアを落として通算1オーバー、それでも順位は23位タイへとじわりと上げた。

「今日も1番は良いスタートだったけど、前半はバーディとボギーがセットになってしまい伸ばせなかった。風とピンポジションが難しかったので、それでも我慢のゴルフをした方だと思います。グリーンがちょっと速くなってきていて、アプローチのフィーリングが出ずに、パーパットで微妙な距離が残ってしまうことが多かったです」。

ショットもパットも悪いところは無いというだけに、9アンダーで回った去年の最終日の再現を期待してしまう。「去年とは状況が違いますから」と笑う宮里だが、「噛み合えばビッグスコアも出ると思う。流れを掴めるかで差が激しいので、特に1番が大事ですね」と、序盤からのバーディラッシュに期待を込めた。