昨年このコースを経験した石川が、初出場の池田に狙いどころなどをアドバイスしていた

米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」が開催される、カリフォルニア州のリビエラCCに14日（月）、池田勇太と石川遼が姿を現した。石川は先週から米国入りし、前日も同コースで練習を行ったが、池田はこの日コース入り。2人ともこの大会が今季のツアー初戦となる。

この日はプロアマ戦が行われ、出場予定の無かった2人は、朝からドライビングレンジでショットの調整を行った。そして、プロアマ最終組が通過した14時に1番ティに立ち、2人で仲良くスタートを切った。

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比較的フェアウェイの狭いコースのため、ティショットをラフに入れることが多かった2人だが、浅めのラフが多いため果敢にグリーンを狙うショットが目立った。そして硬く締まったグリーン対策として、ラフからのアプローチやガードバンカーからも練習を繰り返す。

昨年もこの大会に出場した石川は、初体験の池田に所々で狙うべき方向などをアドバイス。池田も素直に聞き入れ、3日後に始まる大会へ調整を行っていた。スタート時には9ホールで終了する予定だったラウンドだが、16時の時点でまだ行けると判断した池田は10番ティへ。それを聞いた石川が「池田さんについて行きます」と返し、「じゃ、日没までやろう」と2人で10番から再びコースに向かって歩き出した。