開幕戦を前にパッティンググリーンで調整する宮里美香

2011年の米国女子ツアー開幕戦「ホンダLPGAタイランド」を週末に控え、選手たちが続々とコース入りを始めている。昨年、プロ入り後のツアー初優勝を飾り、今季の活躍が期待される宮里美香も、日曜日に現地入りし、月曜日から早速ラウンド練習を開始した。

直前まで東京で過ごし、成田からバンコク入りした宮里は「日本からほとんど時差もないし、調子は悪くないです」と、この日はインの9ホールをラウンド。「グリーンが速くて、特にグリーン回りが難しくなっているように感じました」と、アンジュレーションがきつく、さらに高速に仕上げられたグリーンに警戒感を強めていた。

このシーズンオフは「もうちょっと、いっぱいやりたいことはあった・・・」と、トレーニングに重点を置いた為に、不足しがちとなったラウンド練習に不安の色は隠せない。それでも、「スイングは良い感じ」と、昨年からの好調は持続している。あとは本番で結果を残すだけ。「今は凄くゴルフがやりたいです」と、ゴルフへのハングリーさを改めて感じていた。

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