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有村智恵「3年目の宮古島合宿で成長を実感」

個人競技のゴルフの場合、シーズン中に団体行動を行うことはほとんどない。しかし、オフシーズンの体力づくりに他種目のスポーツ選手と合同で合宿を行う選手が増えている。有村智恵も「体力の違いは歴然ですが、刺激にもなるし、勝負に挑む方々とは意見交換しても自分にプラスになるので」と、3年前にプロ野球選手とのトレーニングを開始。今年も1月11日から25日まで、東北楽天イーグルスの選手たちと、宮古島で合同合宿を行った。

起床後、軽くショット練習をしてから、午前中は砂浜でランニング中心のメニュー。最後はゲーム感覚で、レースやタイムアタックをやって、負けた人は洗濯などの罰ゲームがある。「私は女性ということでハンデもつけてもらったのですが・・・全部負けましたね」と、プロ野球選手との基礎体力の違いを改めて思い知らされる。

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しかし、そのトレーニングも3年目を迎え、有村なりに大きな手ごたえを感じている。「去年まで皆さんについていけなかったトレーニングも、今年はなんとか付いていけるようになりました」。毎年、同じ場所で同じ顔ぶれの選手たちとトレーニングを行う中で、自身の基礎体力が向上していることが確認できたようだ。

午後はゴルフコースへ出てラウンド練習。4日に1日ペースで休みを入れて、毎日同じような練習内容を繰り返した。「去年は日本ツアーの開幕前に海外の試合に出たりして、色んな選手の技術を見るなかで、自分も取り入れるべきか試行錯誤してしまいました。自分の良い球を打つという根本的なことが抜けてしまっていたと反省しました」。今年は原点に返ることを意識して「自分にとって気持ち良いショット」という基本に忠実を心掛けている。

今合宿での最大のテーマは“下半身の強化”。「昨年の後半戦に掛けて、体力が落ちている意識は無くても、気持ちに微妙な誤差が出ていました。1年間戦える体力をつけたいと思い、またそれによってショットの安定感を上げたいという意味で行っています」。暖かい宮古島で体力強化を行い、集中して練習を行うことができ、「大分良い感じに仕上がったと思います」と成果を感じた。

有村はこの後、米国フロリダ州オーランドにあるレッドベター・ゴルフアカデミーの施設でも合宿を行う。「次回の合宿では体力面よりも技術的な練習を多くする予定なので、思い切り沢山打ってこようと思います」。3月に開幕する日本ツアーに向けて、1つ1つの課題をクリアしている。

有村智恵インタビュー

有村智恵 戦いの裏側に迫る!

オフシーズンの体力づくりに他種目のスポーツ選手と合同で合宿を行う選手が増えている。有村プロもその一人だ。3年前にプロ野球選手とのトレーニングを始め、今年も1月11日から25日まで、東北楽天イーグルスの選手たちと、宮古島で合同合宿を行った。そういった合宿の中で、どういった目的を持ってサポートしているのか?ウイダートレーニングラボ管理栄養士 山崎圭世子さんに聞いてみた。

「有村プロが今回行った宮古島合宿のような体づくりを目的とした合宿ではハードなトレーニングを毎日こなします。」という。1年間、戦える体づくりをするのだから相当ハードなものであることは間違いなさそうだ。

「運動量が多くなる分、栄養もたくさん必要になるので、全体的な食事量を増やしています。食事量が足りているかをチェックするためにも、毎日体重を量るようにすすめていますね。もし体重が減ってきたら、食事量を増やすかトレーニングの量を減らすか、うまくバランスをとることが大切ですね。」と山崎さんはいう。

宮古島合宿に帯同はしなかった山崎さんだが、有村プロのサポートは欠かさない。「有村プロも、食事で摂りきれない分をウイダーinゼリーで補ったりしてしっかりと栄養補給ができたようですね。」また体を苛め抜く合宿では疲労回復も重要な仕事になってくる。

「疲労回復のためには、全体的な食事量だけでなく、栄養をとるタイミングも重要なんです。トレーニング直後には試合後と同じようにプロテインで栄養補給をして、疲れを翌日に残さないようにサポートしていました。」という。

「疲労回復がちゃんとできれば毎日計画通りにトレーニングができ、計画通りにトレーニングをすることで1年間戦える体づくりができます。」と春からの戦いに向けて順調に準備が進んでいるようだ。

アマチュアのゴルファーにとっては、中々ハードな合宿までは難しいが、トレーニングによる体づくりとトレーニング後の疲労回復をこころがけてみたい。

有村プロが愛飲するウイダーinゼリー エネルギーイン
すばやいエネルギー補給に(おにぎりおよそ1個分) マスカット味 180kcal
有村選手が試合後に摂取している、ウイダーリカバリーアッププロテイン ココア味(ピーチ味もあります)摂取タイミング(目安)はトレーニング直後になります。 「水でさわやかに飲める」という飲料方法へのアプローチの変換を具現化しました

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