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T.ウッズのドバイ開発が頓挫

タイガー・ウッズがプロデュースするUAE・ドバイのゴルフリゾート建設が、当地の長引く金融危機により棚上げされている。

AP通信が報じたところによると、複数の建設会社から成り立っている現地のコース開発者が、ドバイ郊外の砂漠地帯に建設中の「ザ・タイガー・ウッズ・ドバイ」の工事を、厳しい経済状況の影響で中断せざるを得ないとしているという。

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このコースは「ドバイランド」として知られる巨大なレジャー施設の一部として計画された。100戸の別荘、75棟のマンション、22のブティックホテル、さらにゴルフアカデミーも完備。同じく「ドバイランド」内に建設を予定しているユニバーサルスタジオなどのテーマパークと並んで、注目を集めていた。

最初の計画では、2009年末のオープン予定だったが、同年6月にウッズは不況によって2010年夏以降に遅延されると公表。しかしドバイの不動産価格は、2008年のピーク時から1年足らずで約半分に暴落。信用収縮が進んでいる。

現在は6ホール程度完成しており、今後は経済状況次第で工事再開の可能性を探っていくことになる。

ウッズは前週の米国PGAツアー「ファーマーズ・インシュランスオープン」で自身の今季初戦を迎えたが、得意のトーレパインズGCで44位タイに終わった。次戦は2月10日(木)~13日(日)に、そのドバイ、エミレーツGCで行われる欧州男子ツアー「オメガドバイデザートクラシック」となっており、大会前から周囲は騒がしくなりそうだ。

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