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【GDO EYE】事故から復帰の中嶋常幸「自分に会えるのが楽しみ!」

国内男子ツアー第5戦「ダイヤモンドカップゴルフ」の開幕前日に行われたプロアマ戦に、この大会で過去4勝している中嶋常幸が元気な姿を見せた。中嶋は今年の1月、青森県で合宿中にタクシーのトランクから荷物を取り出しているところを、乗用車に背後から追突されて両足を挟まれる事故に巻き込まれてしまった。

骨折こそ免れたが全治2ヶ月と診断され、ツアー復帰は早くても5月以降という状況に。高周波、低周波など超音波治療をはじめ、患部につけるジェルマッサージに、寝る時には微弱電流を当てるなど現在も治療は続いているが、今週からツアーに復帰することを決意。昨年11月の「ダンロップフェニックス」以来、6ヶ月ぶりの試合となる。

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「小学生からゴルフを始めて以来、初めて全部の手からマメが消えたよ」。試合がなくても、練習に打ち込むプロゴルファーならではの勲章、手のマメが消えたことにはショックを感じたと言う。4月に「マスターズ」のテレビ解説のため渡米していたが、このときは歩くことに支障はなかった。ラウンドを再開したのは帰国後で、今週までに10ラウンド程度しかできていないという。

「問題はボールの数を打っていないし、ラウンドも実戦から遠ざかっているからね。でもそうした不安よりも、戻ってこられた期待の方が多いかな。ゴルフ場はやっぱりいいね。ゴルフ場にいる自分に会えるのが楽しみだよ」。ツアー通算48勝の中嶋には、やはりゴルフ場がよく似合う。

この日のプロアマ戦では、アイアンショットの切れの良さも見せた。12番パー3では、ティショットをピン横30センチにピタリとつけてバーディを奪った。ラウンド後の中嶋は「試合が始まったわけじゃないからね。まだ、始まってみなければどこまでできるかは分からないよ」と話す。期待と不安の中で、大ベテランが大会初日を迎えることになる。(編集部:本橋英治)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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