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【GDO EYE】来年で5周年!「ザ・ロイヤルトロフィ」の今後

今年で4回目を迎えた「ザ・ロイヤルトロフィ」は、タイの首都・バンコクから車で1時間程のところにあるアマタスプリングCCを舞台に行われている。浮島グリーンが特徴的な8番ホール(通常は17番)をはじめ、コースは世界レベルの試合を開催するにふさわしいコンディションだ。

また、「微笑みの国」という言葉が象徴するように、タイの人々のホスピタリティは素晴らしく、選手たちの評判もすこぶる良い。我々取材する側にとっても、現地スタッフやコース関係者が常に笑顔で接してくれるので、「コップンカッ(ありがとう)」と思わず言いたくなってしまう。

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欧州選抜のキャプテン、コリン・モンゴメリーは今大会の将来について言及し、「この時期のヨーロッパは雪が降っているし、天気がひどい。ここの気温は35度あるし、人々、ホテル、コースや設備がとても素晴らしい。この大会の発展は間違いない」と持ち上げる。

しかし、この大会も激動する世界情勢の中で、存続していくのは容易ではない。昨年は、欧州、アジア、日本の3ツアー公認という形だったが、今年は欧州とアジアが抜け、唯一日本ツアーのみが公認。現地ではJGTOの競技委員が中心となって競技運営を行っている。

01年にセベ・バレステロスが「アジアゴルフの発展と、沢山の若者にとってのモチベーションになるはず」と、今大会を発案し、開催に尽力した。開幕前日のプレスコンファレンスでは、脳腫瘍の手術からのリハビリを続けるセベが、会場と直接電話を繋いでメッセージを伝えるなど、この大会に懸ける思いはひときわ強い。

アジアのゴルフ界にとっては、世界トップクラスの選手が集まるまたと無い機会。セベやタイ王室だけでなく、アジア全体でこの大会を維持し盛り上げていく努力が必要だろう。(編集部:今岡涼太)

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