岩田寛は首位と4打差の8位で週末を迎える(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国男子◇サンダーソンファームズ選手権 2日目（28日）◇カントリークラブ・オブ・ジャクソン（ミシシッピ州）◇7421yd（パー72）

12位から出たグレイソン・マレーが8バーディ、1ボギーの「65」とし、通算12アンダーで単独首位に浮上。昨季は下部ウェブドットコムツアーでプロ初優勝を飾るなどし、初のツアーカードを手にして今季を戦う23歳が、トーナメントリーダーで大会を折り返した。

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通算10アンダーの2位にグレッグ・オーウェン（イングランド）とシーマス・パワー（アイルランド）。上位3人をツアー未勝利者が占め、本命不在を象徴するリーダーボードとなっている。

首位と3打差の5位タイからスタートした岩田寛は4バーディ、2ボギーの「70」とし、通算8アンダーに伸ばしてホールアウト。順位は8位タイに後退したが、首位と4打差の好位置をキープして決勝ラウンドへ向かう。

岩田は出だしの1番で1.5m、続く2番で2.5mにつけて連続バーディで飛び出した。5番（パー5）でも伸ばすと、7番（パー3）では5mを決めて4つ目。首位に迫って迎えた後半は2ボギーをたたいたが、久々に米国ツアーの上位に立っている。岩田がトップ10圏内で決勝ラウンドを迎えるのは、首位で折り返した2月「AT＆Tペブルビーチナショナルプロアマ」（最終順位は4位）以来となる。