今年は欧州がホームで米国選抜を迎え撃つライダーカップ（Mike Ehrmann／Getty Images）

2年に1度の米国選抜と欧州選抜のチーム対抗戦「ライダーカップ」が、26日（金）から3日間に渡り開催される。節目の第40回を迎える今年は欧州がホームチームに。スコットランドのグレンイーグルスホテルが舞台となる。

12年の前回大会は、最終日に4ポイント差を逆転した欧州が2連覇を達成。過去39回の通算成績では12勝2分け25敗と大きく負け越しているが、この10大会では7勝を挙げる勢いを見せている。

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3連覇を狙う欧州は、今年も優勢を感じさせる豪華メンバーが揃った。世界ランクトップのロリー・マキロイ（北アイルランド）、同3位のセルヒオ・ガルシア（スペイン）、同4位のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、初めての出場を母国スコットランドで迎えるスティーブン・ギャラハーらが参戦。ホームの地で浴びる大声援は、チームの士気を高める追い風となるだろう。

対する米国は、両チーム最年長で並ぶ44歳のジム・フューリックとフィル・ミケルソンがチームを牽引。ジミー・ウォーカー、パトリック・リード、そして両チーム最年少となる21歳のジョーダン・スピースら初出場組が、近年は劣勢に立っているチームに新風を吹き込むか。

大会は全日マッチプレー形式で行われ、初日と2日目はダブルス戦のフォアサム4試合とフォアボール4試合の計8試合、最終日はシングルス戦12試合。試合ごとに勝ち＝1ポイント、引き分け＝各0.5ポイント、負け＝0ポイントが振り分けられ、総合ポイントで勝敗を決する。

＜欧州選抜＞ キャプテン／P.マギンリー
R.マキロイ、H.ステンソン、V.デュビッソン、J.ドナルドソン、S.ガルシア、J.ローズ、M.カイマー、T.ビヨーン、G.マクドウェル、I.ポールター、L.ウェストウッド、S.ギャラハー

＜米国選抜＞ キャプテン／T.ワトソン
B.ワトソン、R.ファウラー、J.フューリック、J.ウォーカー、P.ミケルソン、M.クーチャー、J.スピース、P.リード、Z.ジョンソン、K.ブラッドリー、W.シンプソン、H.メイハン