マキロイがホーシェルを捕らえて首位Tに。10億円を懸けた熱き戦いはいよいよ最終決着へ！

◇米国男子◇ツアー選手権byコカ・コーラ 3日目◇イーストレイクGC（ジョージア州）◇7,307ヤード（パー70）

手に汗握る展開を予感させるシーズンエンドの舞台が整った。夏場にメジャー2勝を含む3連勝を挙げたロリー・マキロイ（北アイルランド）が2位タイから出て「67」で回り、通算9アンダーとして首位タイに浮上した。ビリー・ホーシェルとの差、2ストロークを追ってスタートすると、15番（パー5）のイーグルでその背中を捕らえ、トップの座を分け合って3日目を終えた。

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2打差の通算7アンダーの3位にジム・フューリック。リッキー・ファウラーとジャスティン・ローズ（イングランド）、ジェイソン・デイ（オーストラリア）が通算6アンダーの4位につけた。フェデックスカップランキングトップのクリス・カークは、5アンダーの7位タイから4打差を追う。

カークのほか、前週の第3戦「BMW選手権」を終えた段階でフェデックスランキング5位以内につけていたホーシェル、マキロイ、バッバ・ワトソン、ハンター・メイハンは、大会優勝で、初の年間王者のタイトルと、ボーナスの10ミリオンドル（約10億円）を獲得する。

日本勢で6年ぶり最終戦出場の松山英樹は2バーディ、3ボギーと1つスコアを落とし、3日連続の「71」で通算3オーバー。順位は前日と変わらず19位で2013－14年シーズンの最終ラウンドを迎えることになった。