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伊沢がイーグル、丸山も3バーディを奪った

ワールドカップ3日目は初日と同じ4ボールでの競技が行われた。この競技は2名1チームのうち、どちらかがバーディ、もしくはイーグルを奪えばよいのでスコアを伸ばしやすい。初日も3チームが10アンダーをマークしている。首位15アンダーのニュージーランドがスコアを伸ばすか、4打差で追う日本がどこまで差をつめられるか、最終組に注目が集まった。

ところが、日本は差をつめるどころか、なかなかスコアを伸ばせず順位も落としてしまった。しかし、この嫌なムードを変えたのは丸山茂樹のバーディパットだった。初日の8バーディは全て伊沢のパットから生まれたものだったが、4ボール26ホール目でようやく丸山がバーディパットを決めた。その8番ホールは、伊沢がパーを確定させたため、丸山は思い切ってパッティングを行うことができたのだ。

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そして、極めつけは11番パー5。セカンドでスプーンを持った伊沢はピン横5メートルに2オンし、イーグルパットを沈めた。12番でもバーディを奪い、スタート時の2位タイまで順位を戻した日本チームだが、14番で2人ともにボギーにしてしまった。

16番ホールで伊沢がパーを確保すると、8番と同じように丸山は難しい下りのパットをねじ込んだ。そして18番でもバーディを奪い通算18アンダー3位でホールアウト。首位と4打差は変わらず、最終日の4サムで逆転に挑む。

また、2日目にスコアを伸ばし4位に浮上したアメリカは、日本と同じ2位のスコットランドとランドした。この日のウッズはアイアンショットの切れが良く、時よりベタピンにつけるスーパーショットを見せた。14番パー4ではあわやイーグルというショットで楽々バーディ。16番でもピン手前1.5メートルにつけ、バーディを奪った。そして17番パー3でも、ウッズはピン奥2メートルにつけ、19アンダーに伸ばした。

最終18番はイーグルが期待されたが、ティショットをデュバルは右のラフ、ウッズは左の斜面に曲げてしまった。そして、デュバルの2打目は御殿場名物の池に入り、ウッズはなんとかグリーンエッジまで運んだが、そこから3パットでパーに終った。この日の18番ホールは4イーグル19バーディ。パーで上がったのは、なんとアメリカチームだけだった。

それでも、アメリカは9ストローク伸ばし19アンダー。首位ニュージーランドを3打差で追う単独2位に浮上した。明日最終日は最終組となったアメリカが3連覇、ウッズ、デュバル組としては2連覇に向け逆転を狙う。

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2001年 WGC EMCワールドカップ



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