抜群の相性を誇る今大会。タイガーの大会連覇に死角なし？

米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」が、5月30日（木）から6月2日（日）までの4日間、オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで開催される。2週間後には今季のメジャー第2戦「全米オープン」が控えていることもあり、欧州ツアーを主戦場とする選手たちも集結。世界ランク上位が顔を揃える豪華な大会が始まる。

昨年は、タイガー・ウッズが最終日にスコアを伸ばして逆転優勝。大会ホストのジャック・ニクラスが打ち立てたツアー通算73勝に並んだ瞬間となった。今年のタイガーはすでに4勝を果たし、メジャー優勝こそないが他を寄せ付けない強さを取り戻した。「全米オープン」に弾みをつけるためにも連覇を果たしたいところだ。

＜＜　下に続く　＞＞

そして昨年9位タイに入った石川遼にも注目だ。先週は決勝ラウンドに入って順位を落としたものの、「マスターズ」以降5試合連続で予選を通過し安定感も出てきた。「コースとの相性も良い」と石川自身が話しているように、自信を持ってミュアフィールドに挑むことになる。

その他では今季米ツアー初優勝を果たしたベ・サンムン（韓国）や「マスターズ」を制したアダム・スコット（オーストラリア）など勢いのある選手も多数出場する。この華やかなフィールドで栄冠を手にするのはいったい誰なのだろうか。

＜主な出場予定選手＞
タイガー・ウッズ、アダム・スコット、ロリー・マキロイ、ルーク・ドナルド、ジャスティン・ローズ、ブラント・スネデカー、石川遼、キーガン・ブラッドリー、バッバ・ワトソン、リー・ウェストウッド、ベ・サンムン、アーニー・エルス、フレッド・カプルス