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【WORLD】超激戦 ライダーカップ欧州代表の座

Golf World(2012年1月16日号)GW bunker texted by Dave Shedloski

今年開催されるライダーカップ出場を目指すマーティン・レアード(スコットランド)は、10数名を超える選手がこの対抗戦に出場するだけの実力があると見ている。グラスゴー(スコットランド)出身のレアードは、今季PGAツアー開幕戦の「ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」開催前に「出場枠を20人で争うような感じだね」と語ったのだ。

「候補に挙がっている選手の名前をみたら、全員に資格があるように見えてしまう。過去に開催された大会の中で最も代表入りが難しいと思うんだ」。

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この発言を聞く限りでは、シカゴ近郊のメディナCCで9月に開催される第39回大会出場権獲得に自信を持っているように聞こえるかもしれない。しかし、過去8大会で6度優勝している欧州選抜に選考されることを、レアードは狭き門と考えているという。

スコッツデールを拠点としているレアードは、2年に1度開催されるライダーカップにこれまで1度も出場したことがない。その為、今年の夏は欧州ツアーの出場権も活かして、海外での試合にも出場し、カップ戦への切符を確実なものにしようとしているようだ。

「何大会に出場するかどうかは決めかねているけど、欧州に戻ってホセ・マリア・オラサバル(欧州選抜キャプテン)たちに自分の実力をアピールしようと思っているよ。アメリカにとどまって、キャプテンピックされるのを待っているわけじゃないということもね。自分の力で出場権を勝ち取らないといけないことはわかっている。自分の実力が出場するに見合うだけのものであると証明したい。もしポイントが満たなくても、チームに貢献出来るということもね」。

欧州選抜メンバーは、賞金ランク、もしくは世界ランキングの順位で選ばれる。29歳のレアードは、先週出場した「ヒュンダイ―」で2位に入り、世界ランクの22.8ポイントを獲得した。

レアードは今年5月にウェントワースで開催される欧州ツアー「BMW PGA選手権」への出場を検討。また、スコットランド、アイルランド、フランスの各ナショナルオープンへの出場も考えているというが、その時点でのランキング次第では出場大会を減らすとも話す。

「欧州ツアーの賞金ランキングが目的ではなくて、あくまでも世界ランキングのため。だからこそアメリカでシーズン序盤をプレーするんだ。トップ10に入るのは簡単なことではないけどね」。レナードは現在同ランク33位にいる。「自分の力で出場権を勝ち取らないといけないことはわかっている。どれだけチームに選ばれたいかとプレーで示したい」。

米国ゴルフダイジェスト社提携
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