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あなたは本当に「ダウンブロー」で打てている?

「週刊ゴルフダイジェスト」特集「間違いだらけのダウンブロー」(4月9日号)より

ゴルフ界ではよく「アイアンはダウンブロー」と言われる。しかし、実はプロとアマでは、そのイメージは大きく違うようだ。しかし、その違っている意識がアマチュアの上達を阻んでいるとしたら?

アマチュアの場合、ダウンブロー=上から打ち込んでしっかりターフを取るもの、と思っている人が多いが、今回、特集の取材でプロに話を聞くと、そういう意識がない、というプロが多かった。

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「上から打ち込もうなんて考えてないですね。自分の意識としては、かなりゆるやかな軌道で打っています」(河野晃一郎プロ)

プロのダウンブローはゆるやかな入射角度でボールをとらえ、軌道の最下点がボールの先に来るという。実際、河野プロに5番アイアンを打ってもらうと、ボールの先3センチからターフが取れた。これは、上から打ち込んでしっかりボールを捕えようとするスウィングでは、なかなか実現できないものだ。

「ターフというのは、ボールの先から取れ始めるものです。ヘッドは地面に着地する前にボールをとらえ、その後で地面に潜っていきますからね。だからといって、クラブを上から鋭角に下ろしているわけではありません。どちらかというと、ゆるやかな軌道を意識しています。それでも、軌道の最下点が先にくれば、ボールの先からターフが取れ始めるのです。

ゆるやかな軌道で打てると、ムダなスピンもかからず、距離感も合いやすい。さらに、多少手前を噛んだとしても、ダフらずに済むというメリットもあるんですよ」(河野)

河野プロが言うスウィング、いわば“ゆるやかダウンブロー”とでも表現できようか。ぼくらアマチュアもこのショットを目指していこう。

河野晃一郎(かわの・こういちろう)
初シードの2011年にマイナビABCチャンピオンシップで初優勝。卓越したショートゲームが持ち味

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