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トッププロも実践の「超ゆっくり打ち」。何がいい?

「週刊ゴルフダイジェスト」(4月2日号)より

宮里藍がやっていたのをきっかけに、広く知られるようになったのが、まるでスローモーションのようにゆっくり行う、スロー素振りの練習法だ。

藍ちゃんの真似をしているわけではないだろうが、最近は世界のトッププロたちの間でも、このスロー素振りをそっくりそのまま、もしくは部分的に練習に取り入れる選手も増えている。

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さらに、動画サイトで衝撃的な映像を発見。そこにはなんと、超スローなスウィングでショットをする、ベン・ホーガンの姿が映っているではないか……。

ホーガンがこの世を去ったのは、1997年(84歳)。この動画は“1977”と記されているから、64歳のときの映像だ。

つまり、スロー素振りやスロースウィングは、最近になって生まれたものではなく、かなり昔から、プロたちのあいだで行われていた、定番の練習法だった、というわけだ。

「ホーガンの映像は知りませんでしたが、たしかに以前からありましたよ。実は、ボクがまだ中学生のとき、ゆっくりと一定のスピードでボールを打つ練習をやりなさいといわれたんです。そのころは、まだ80を切る程度だったんですが、その練習を毎日続けていたら、数ヵ月後にはパープレーで回れるぐらいまで、一気に上達したんです」

というのは、自分が教えるアマチュアにも「ゆっくり打ち」を必ず教えるという武田登行プロだ。

「ボクの場合、スロースウィングのおかげで、インパクトのミスが激減して、ボールだけをきれいにとらえられるようになった。プロになれたのは、スロースウィングドリルのおかげ、これをやるだけで、短期間で格段にスウィングの質がよくなるんですよ」

武田プロは「スロー素振りをやると、その人のスウィングの弱点が如実に現れる」とも語る。

「いかに安定した動きで、リズムよくクラブを振れるかが、ゆっくりスウィングのカギなんです。これ、実際のスウィングでも非常に重要なことですよね」(武田プロ)とのこと。

さてあなたは、リズムよく「超ゆっくり打ち」できますか?

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