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アイアンシャフト変更の効果 正岡竜二が2打差の好発進

◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 初日(6日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)

賞金ランク86位につける正岡竜二が6バーディ、1ボギーの「66」でプレーして、5アンダーは首位と2打差、3位の好スタートを決めた。前日に6Iから52度のウェッジまでのアイアンシャフトを変更。日本シャフト社の『N.S.PRO MODUS システム3プラス プロトタイプ』(硬さ:X)の実戦投入で、いきなり上々の滑り出しを見せた。

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正岡は前週まで同じ日本シャフト社製の『N.S.PRO MODUS システム5』というツアープロ用のシャフトを使用していた。練習ラウンドを同じ東北福祉大出身の池田勇太とともにした際、「フィーリングは悪くないのに、ピンから離れていく」というアイアンショットの悩みにシャフトとの相性を指摘され、池田の使用していた『システム3プラス』の投入を考えていたという。

新シャフトの効果について、正岡は「(これまでは)重たくてしんどかった。すごく振りやすくなって体の負担もなくなった」と、感覚の大きな変化を挙げた。

日本シャフト社担当者の説明だと、どちらのシャフトも重量は129gで同じだが、『システム5』は先端が柔らかいシャフト特性で、ヘッドスピードの出る選手だとやや振り遅れの症状が出るケースがあるという。一方、『システム3プラス』は先端が硬く、手元は柔らかい構造のため、球を拾いやすいのが特徴だ。

正岡は「無理に小細工して打つこともなく、素直に振れている感じ」と、ほとんどぶっつけ本番の大会で集中力アップを果たし、好スコアにつなげた。

クラブ契約フリーの正岡は、昨年使用していたスリクソンから、今年に入ってオノフのヘッドに変更している。「ヘッドとシャフトの組み合わせに鉄則のパターンはない。クラブヘッドの重心位置、ヘッドスピードによっても感じ方はそれぞれ。正岡選手の場合は、重さを変えず、クラブのバランスが変わったことで、現状のスイングとマッチしたのかも」とメーカー関係者は分析している。

「シーズン中に変えるのは勇気がいる。でもやってみないことには分からないし、思い切ってチェンジした」と正岡は話した。

出場人数が絞られるツアー終盤戦の出場チャンスをかけた“フォールシャッフル”では現在19位につける。「今週までになにがなんでも頑張っておかないと」。このタイミングで前向き要素を発見できたことは大きい。あとは、がむしゃらにやるだけだ。(茨城県小美玉市/糸井順子)

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