17番（パー3）でバンカーショットを放つ片岡大育。ピタリと寄せてパーを拾った。

この時期は花粉症に苦しむ片岡大育。「中日クラウンズ」2日目に吹いた強風は、花粉を舞い上げ「最低です」と苦笑いを浮かべたが、それでもカメラマンが集まるスタートホールと上がり数ホールでは、マスクを取って顔を出す。この日、パープレーの「70」で回って通算4アンダーの単独首位に浮上した片岡なりのプロ意識だ。

最終18番、片岡は2打目をグリーン左のバンカーに打ち込んだ。深いバンカー内からは、ピンに向かって、下ってスライスしていくライン。「少しダフると（スピンがかからず）ツーって行ってしまう」と警戒しながら打ったショットは、ピンの3mほど手前で止まってしまい、ボギーとした。

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「それまでノーボギーだったので、悔しさは残りますね。でも、この強風の中なので、ほぼ100％のゴルフです」

今年で3度目の和合となる。「100yd以内（に残ること）が多くて、カチカチのグリーンなので」と、片岡が和合対策として持ち込んだのは、バンスを削った特注ウェッジ（BRIDGESTONE GOLF TOUR LIMITED WEDGE）だ。「リーディングエッジが浮かないから、イメージが良く出ている」と、14番では花道左のラフから60cmにピタリとつけ、17番（パー3）はバンカーから1m弱に運んでパーセーブ。今週火曜日に初めて手にした相棒で、寄せワンを連発した。

無限とコラボしたブリヂストンの限定ウェッジ。数量限定なので購入はお早めに。

ヘッドだけで8万5000円（税別）。カーレース用エンジンを手掛ける『無限』とのコラボウェッジで、このままチェッカーフラッグまで逃げ切れるか？（愛知県東郷町／今岡涼太）