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PRGRのバンで新作ヘッド発見 「RS X」3兄弟に谷原秀人は「曲がんない!」

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(27日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)

国内男子開幕戦のツアーバン村で新しいギアを物色していたところ、プロギアのバンで見慣れぬヘッドを見つけた。契約選手の谷原秀人のキャディバッグが置いてあり、ソールに青い差し色の入ったドライバーが差さっていた。ソール上部には「RS X」の文字。もしや、RSドライバーの新作か?そういえば、女子ツアーで小林夢果がこんな色のドライバーを使っていたような…。

バンにいた契約選手の金田直之に話を聞くと、「RS Xシリーズ」は前作「RS JUSTシリーズ」の後継で、F、ノーマル、MAXの3機種がある模様。Fが一番ハードモデルでそこから順にやさしくらしい。ツアープロはFとノーマルの2機種を試していて、実際に谷原のバッグにもその両者が入っていた。

谷原は今回の「RS X」を「曲がんない!」とひとこと。3機種とも慣性モーメントの数字は上がっていて、新しいRSはとにかく直進性が高いようだ。谷原は最終的に Fを選び、ウエートの前側を重くして開幕戦を迎える(風を考慮して)。前作の「RS JUSTシリーズ」はFとノーマルの差がはっきりしていたが、今作はFがノーマルに近づいたという。実際に「前作のFはうまく打てなかった」という金田は、今作のFへの移行がスムーズだった。「オフにテストしてすぐにバッグに入りました。球も上がるし、マジで曲がらないすね。雨でも滑る感じはないし。今までのヘッドではドローが上手く打てなくて、ドローが必要なホールはスプーンで打っていましたから。でもこのヘッドなら自然にフェードもドローも打ち分けられます」と手放しでほめた。

「RS JUSTシリーズ」はカーボンクラウンだったが、今回のヘッドはフルチタンの模様。ウエートの位置を見ると、Fがソール中央の前側と後ろ側にあり、ノーマルはソールのトウ側と後方にある。これは「RS JUST」のFと同じ位置だ。発売時期やヘッド性能の詳細はまだ不明。また情報が入り次第お届けしたい。(三重県桑名市/服部謙二郎)

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