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ナイキの新ヴェイパーフレックス、スピードハイブリッドがお披露目

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM

ボールスピードと易しさの向上は、多くのゴルファーがドライバー、フェアウェイウッドに求める要素だ。それはロングアイアンの代用としてアマチュア、プロに普及しているハイブリッドにも当てはまる。

ナイキのヴェイパーフレックスとヴェイパースピードハイブリッドは、ヒールからトゥまで広がるコンプレッションチャンネルにより、易しさと飛距離を向上させた。また、ソールが改良されて易しさがアップし、芯を外してもボールスピードが落ちない。

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両モデルは、コンプレッションチャンネルのデザイン一新に加え、2つのシルバーフライビームにより進化(Covert2.0は、Fly-Braceと呼ばれる同様のテクノロジーを持っている)したコバート・キャビティデザインとなっている。これにより、ソールとクラウンの一体化に成功。クラブヘッド後部の安定性も増した。

コンプレッションチャンネルとフライビームテクノロジーの融合により、インパクトの瞬間のエネルギーがチャンネルとフェースに蓄えられ、より速いボールスピードと飛距離を生み出すようになった。

2つのハイブリッドは、デザインこそ類似しているものの、その特徴は異なる。ヴェイパーフレックスハイブリッドには、アスリートの意見を参考に、低重心で、低くてストレートなリーディングエッジを採用している。

また、開発陣がヘッド形状を再構築したことで、より安定したインパクトと、より良い弾道でショットすることが可能になった。

ナイキの開発ディレクターのネイト・ラドクリフ氏は「ヴェイパーフレックスハイブリッドは、われわれと契約しているアスリートが求めるスピード、万能性、易しさを実現するために作り出された。以前のモデルよりもストレートでタイトになったリーディングエッジと、軽量化されたフレックスロフト2と傾斜のついたクラウンにより重心が著しく下がったことで、より良い弾道を実現した」と話している。

ハイブリッドの3Hと4Hには、調節が可能なフレックスロフト2のホーゼルが搭載された。再設計されたホーゼルは、前のモデルから5グラム(30%)の軽量化に成功。これにより余った重量を再分配し、より良い打ち出しと、より速いスイングスピードを生み出す。このロフトシステムでは、5種類のロフト角(3Hでは17度から21度、4Hでは21度から25度)、3通りのフェース角で15種類のセッティングが可能となっている。

また、ホーゼルにより確保された重量がヘッドに再分配されたことで、弾道の安定と改善に成功している。

ヴェイパースピードハイブリッドには、4種類のロフトオプション(17、20、23、26)、調節はできないホーゼルが搭載されている(ヘッド部分はリニアー・プログレッションデザインを採用)。

ナイキ開発者によると、番手の小さい方のボディは長くフェースはシャロー。番手の大きな方はディープフェースで、ヘッドはよりコンパクトになっているという。4種類のロフトオプションがある一方、フェースの高さとヘッドの形状が変わっていることで、番手の小さい方は易しさとスピードが向上し、番手の大きな方はショットメーキング能力、正確性、操作性が向上した。

ラドクリフ氏は「ヴェイパースピードハイブリッドは、スピード、弾道、易しさの向上のために製作された。様々なライから弾道を最適にコントロールしたいアスリートは、これらの特徴的なテクノロジーの強力な融合から、恩恵を得られるだろう」と語る。

ナイキのヴェイパースピードハイブリッド(三菱レイヨン Fubuki Z70シャフトを搭載)は、2015年1月30日から179ドル(約2万円)で販売開始予定。三菱レイヨン Diamana S+80シャフトが標準装備されたヴェイパーフレックスは229ドル(約2万5000円)で販売される。

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