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旅人ゴルファー・川村昌弘の「いま僕はココにいます」Vol.8

2017/03/18 11:07

ネパールの山岳から望むヒマラヤ・・・。オフを利用して、今回も一人旅です

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・23歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、カトマンズにいます。

前週の欧州&アジアンツアー「ヒーローインディアンオープン」で、今年序盤戦の試合出場は一段落。次戦は4月の国内ツアー「東建ホームメイトカップ」になります。日本に帰る前に、ぜひとも行ってみたかったネパールを初めて訪れました。

首都カトマンズから東へ35km。ナガルコットという村は、ヒマラヤ山脈が望めるスポットとして有名です。行きはタクシーで約1時間の道のり。満足に舗装がされていない、断崖絶壁のような山道をたどった先に素晴らしい風景が広がっていました。標高2000mの土地は空気が澄みきっており、7000m級の山々が美しく見えて…。本当に気持ち良かったです。

カトマンズまでの道のりで乗車したバス(左)と街中の風景

山道を下る帰りの道のりは、バスに挑戦しました。アジアの国らしい、窓全開のギュウギュウの年季の入ったバスです。停留所なんて出発地と終点だけにある感じ。ルートの間なら、どこでも乗れて、どこでも降りられるような状態です。乗車口には運転手さんとは別の係員がいて、彼が乗客に「もっと詰めて!」と声をかけて、どんどん新しい客を乗せていくんです。日本人の感覚なら「もう無理だろう」というところから、平気で10人くらい追加します。幸運にもイスに座ることができたんですが、「こんなに仕事ができる人間がいるとは…」と驚くばかりでした。

ちなみに当の僕は、町までの乗り換えが分からず、途中で迷子になりました。ウロウロしていた時に助けてくれたのはバングラディッシュの方。目的地が近かったので「一緒に行こう」と声をかけてもらいました。旅の醍醐味でもありますね(笑)。ところで、山道を登る行きのタクシー料金は3500ネパール・ルピー(約3766円)でしたが、帰りのバスは80ネパール・ルピー(86円)でした…。マジか…。

<今週のランチ>
カトマンズの街で現地の人に「ローカルフードが食べたいんだけど」と尋ねて入ったお店。今にも崩れ落ちそうな建物の中で、モモ(MOMO)という料理を味わいました。薄皮の中にひき肉が入った餃子のような食べ物。地面に置いてあった、子どもが砂遊びをするようなバケツからすくわれたタレをかけられ、ギョッとしましたが、カレーのようなスパイスが、なかなかの美味…。5個入りで50ネパール・ルピー(約53円)でした。

川村昌弘(かわむらまさひろ)Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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