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国内男子SMBCシンガポールオープンの最新ゴルフニュースをお届け

2017年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/19〜01/22 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)

「いま僕はココにいます」Vol.1 シンガポール編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・23歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、セントーサ島にいます。

2017年。日本ツアーとアジアンツアーの新しいシーズンは「SMBCシンガポールオープン」(1月19日~/シンガポール・セントーサゴルフクラブ)で始まります。昨年と同じように、長い1年の初戦は東南アジアで迎えました。

ことしでプロ6年目になった僕は、昨年アジアンツアーで賞金ランキング18位に入ったことで、今季はアジアのほか欧州ツアーのメンバーにも登録することができました。アジアンツアーと欧州ツアーはここ数年で急激に連携を深めていて、小さいころから海外でプレーすることを目指してきた僕にとっては“ありがたい特典”としか言いようがありません。日本を含めた3つのツアーのメンバーとして1年間プレーできるのは2014年以来3年ぶり。しっかり戦い抜きたいと思います。

短い冬のオフには地元・三重県のゴルフ場を中心に多くラウンドをこなしてきました。ちなみに先週末に東京から日本を発ちましたが、シンガポールに来る前に3日間、マレーシア・クアラルンプールで“寄り道”してきたんです。本当は2月の「メイバンク選手権マレーシア」(欧亜ツアー共催)の会場、サウジャナG&CCで練習ラウンドをしたかったんですが、当地ではあいにくプレーできず…。それでも、マレーシア屈指の名門コース、ロイヤルセランゴールGCを回ることができました。結果的には良かったかもしれません(笑)

マレーシアにいたせいか、シンガポールの方が涼しく感じます。ところで旅が好きな僕は、その土地の名物料理があるお店には、足を運ばずにはいられません。シンガポールだったら、やっぱり「ペーパーチキン」! 紹興酒などのタレに付け込んだ鶏肉を紙で包んで焼いてあるんです。市内のヒルマン・レストランは、このメニューの有名店。今回は同い年の時松隆光と一緒に食べてきました。ひとつ2.2シンガポールドル(約175円)とリーズナブル。5つ、6つは軽く食べられます。このお店は青菜炒めなど、他の料理もとてもおいしいんですよ。

セントーサゴルフクラブはアジアのゴルフ場とは思えないくらい、グリーンが美しく整備されています。アジアで一番スピードが速いグリーンといえるかもしれません。去年は11位で終えた試合。シーズンの良いスタートを切れれば最高です。

<今週のランチ>

……今週のクラブハウスのランチ「チキンライス」は9.5シンガポールドル、757円でした。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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