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2017年 クイーンズカップ
期間:06/15〜06/18 場所:サンティブリ サムイCC(タイ)

「いま僕はココにいます」Vol.12 ベトナム編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・23歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、ハノイ&ダナンにいます。

国内ツアー「日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills」を終えて、6月初旬に東南アジアに“帰って”きました(笑)。タイ・バンコク経由でベトナムへ。アジアンツアーに出場する前に、ハノイとダナンで調整です。

日本での連戦中に首を痛めてしまい、治療もかねてまずはハノイに向かいます。ホアンキエム湖のほとりの公園で、みんながのんびりベンチに座っている光景が大好き。心も整えることができました。

3月にハノイの様子をお伝えしたので、今回はダナンについて。南北に細長いベトナムで、北のハノイと南のホーチミンは有名ですが、ちょうどその間くらいにある当地は、南シナ海に面したビーチリゾートとして今、注目されているんです。ベトナム航空で成田からの直行便も飛んでいますよ。

ダナンには素晴らしいゴルフ場もありました。ダナンゴルフクラブグレッグ・ノーマン設計のシーサイドコース。オーストラリアのコースように、ヒース地帯やウェイストエリアが多く設けられ、フェアウェイにも多くアンジュレーションがあります。木々が少なく、2015年に出場した「全米オープン」会場のチェンバーズベイGCにも似た感じ。最近のトーナメントコースの流行スタイルともいえそうです。

その隣にあるのが、スコットランドのコリン・モンゴメリー設計のモンゴメリーリンクス。こちらは英国風で、アップダウンも多く、手の込んだ作りでバンカーや池も効いています。アジアのリゾートコースはラフまで整備が行き届いているところが多いのですが、今回プレーした2つはしっかりメンテナンスが施されつつも野性味も残されていて、本当に楽しむことができました。

<今週のランチ>
ベトナムの絶品イタリアンをご紹介します。ホーチミン、ハノイで日本人が経営するピザレストラン「Pizza 4P’s」が、ダノンにもあってうれしいビックリ。ブッラータ・チーズが乗ったパルマハムのピザは14万5000ドン(約703円)でした。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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