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好調を実感するB・マーティンが首位をキープ

PGAツアーのラウンドでロースコアを記録するのは簡単ではない。ましてや挽回することなど更に難しい。ところがベン・マーティンは、「チューリッヒクラシック」2日目にその両方をやってのけた。

初日にコースレコードを2打更新する「62」で首位に立ったマーティンは、2日目に「67」を記録。ノ・スンヨルと4打差で首位をキープし週末を迎える。

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「全体的に見ても、これ以上の結果はないね」と、マーティン。

マーティンは金曜日に理想的なスタートを決めた。最初のホール(10番)でバーディとすると、続く11番(パー5)ではチップインイーグルを奪取。折り返し地点となる17番でのボギー、そしてティショットを池に打ち込みダブルボギーとした18番でのミスがなければ、更にスコアを伸ばせていた。

「少し先のことを考え過ぎてしまっていた。『昨日と同じようにプレー出来るかもしれない』とね」。

一度はつまずきながらも、マーティンは初日を好スコアで終われた要因をキャディと話し合い、後半9ホールを「32」で終了。立て直しに成功した。

「昨日は、どのショットを打つ時でも調子の良さを実感していた。それまでのショットや、先のことについても気にせず打てていた。昨日と同じことを今日のバックナインでやろうと思ったんだ」。

先週の「RBCヘリテージ」でも2日目に上位に浮上した26歳は、今シーズン浮き沈みの激しい成績を残している。「RBCヘリテージ」を含み、出場したここ9大会で7度予選落ちとなったが、予選を通過した2大会では3位入賞を果たした。

「ヤーデージブックに聖書からの引用を書いてあるんだ。”ガラテヤ人への手紙6章”の部分なんだけれど、『他者の行為を気にせず、自分自身がやっていることを土台にせよ』という感じの内容でね。ラウンド中は頻繁に読むようにしている。自分にとってやるべきことをやって、それで最終的にどうなるかだね」。

情報提供:PGA TOUR

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