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◆木曜日の現場から

PGAツアーでは、選手はしばしば「安全地帯」の罠にはまる。5アンダーでまわっている選手がそのスコアを維持しようと守りのゴルフをして4アンダーにスコアを崩したりする。その作戦は今週は通用しないだろう。ラウンド中の自分のスコアに満足している選手がいたならば、その選手は優勝争いに絡んでこないことを意味する。ここTPCサマリンにおいて、ある選手が5アンダーを出したとすれば、それはまだ彼のすべき仕事のほんの半分に過ぎないのだ。JJヘンリーは、フロントナインで4アンダーを出した。そしてバックナインを「28」でまわった彼は、初日のスコアを自己ベストの「60」とした。今週はどの選手にとっても自己ベストを狙うには最良の週となるだろう。それこそが、ラスベガスでの今大会で優勝するのに必要なことだ。

ラウンド観察記
【ウェッジプレー】ブライス・モルダーは16番のフェアウェイで自分の不運を呪った。彼は最高のティショットを放ったと思ったが、キックが悪くボールのライはとても悪かった。525ヤードのパー5で2オンを諦めたモルダーはレイアップを余儀なくされ、残った距離は126ヤード。彼にとってはウェッジで飛ばせる限界の距離だった。しかし、完璧なコンタクトで放たれたショットはピン筋に飛んだ。フォロースルーのあと、彼は「入れ!寄れ!」と叫んだが、変なジンクスを嫌ったモルダーは、その後は静かにボールの行方を見守った。126ヤードのウェッジショットはそのままカップインし、イーグルとなった。続く17番、18番でも連続バーディを奪った彼は、トータル6アンダーの「65」で初日を終えた。もし16番のティショットのキックが悪くなかったら、彼のイーグルはなかったかもしれない。

【イーグル】15番ホールの攻略に、それほど長い時間は必要なかった。301ヤードのパー4で初日、最初にイーグルを奪ったショーン・オヘアは、8時1分に10番ホールをスタートした。彼の放ったドライバーショットはカップまで1.8メートルにつき、このホールをイーグルとした。2012年の大会では、このホールで10イーグルが記録されている。初日の今日は3選手がイーグルを奪った。

【手術】ジョナサン・バードが手首の手術を受けてから、10月29日で1年になる。メディカル免除(手術後の選手救済)のもとでプレーする彼は、初日8アンダー「63」という素晴らしいスタートを切った。2010年の大会で、彼はプレーオフでホールインワンを決め、見事に優勝を飾ったことがある。彼はしばしばこのホールインワンについて思い出すそうだが、彼はその試合で大事なパーパットとバーディパットを決められず、プレーオフにもつれ込んでいたのだ。ホールインワンは素晴らしい思い出だが、それはあの特別な週を振り返ったとき、一番最後に浮かぶことだ。

【ハッピーバースデー】デービス・ラブIIIは2014年4月で50歳になるが、彼のスケジュールはほとんど変わらないという。PGAツアー20勝のキャリアを誇る彼は、PGAツアーを主戦場として最終戦のツアー選手権とライダーカップの出場に全力を捧げている。ラブIIIは初日のドライバー平均飛距離で311ヤードを記録するなど、まだツアーで戦える飛距離を持っているが、パッティングがいまひとつだった。木曜日、彼は16ホールでグリーンを捕えたものの、トータル35パットと苦戦した。それでも、彼は自分のストロークには勇気づけられたという。彼はあまり多くのチャンスを作れずに、平均パットは9メートルという長さだった。

情報提供:PGA TOUR

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2013年 シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン



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