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3月以降のビックイベントが視野 松山英樹は新シーズン初戦で18位

◇米国男子◇ザ・CJカップ@ナインブリッジ 最終日(21日)◇ナインブリッジ(韓国)◇7196yd(パー72)

8打差を追って出た松山英樹は、3アンダー「69」で回って通算8アンダーとしたが、順位は前日よりも1つ下げて18位。それでも、6年連続で自身のシーズン初戦をトップ20位以内で終えた。

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昨シーズン、最終ラウンドの平均スコア1位はブルックス・ケプカの「68.27」。2位は松山の「68.38」だった。その数字はウソをつかない。1番を3パットのボギーとしたが、前半残り8ホールで4バーディを奪って上位を追った。

だが、「きのう良かったショットが、後半になって思うように打てなくなった」と、折り返してから苦戦した。11番は2Iでのティショットを左サイドの茂みに打ち込み痛恨のボギーとした。続く12番(パー5)は2打目でグリーン脇のバンカーまで運んだが、3打目はグリーンオーバーしてパー止まり。前日に続いて快晴無風となった絶好のコンディションで、上位の背中は遠のいた。

それでも、17番(パー3)は5mのパーパットを沈めて粘り、最終18番(パー5)は深いラフから7I で残り180ydをグリーンオン。2パットのバーディで締めくくった。「苦労した1日だったけど、最後はバーディで終われてよかった」と、淡々と自身のシーズン初戦を振り返った。

「本来は先週も出たかったけど、ちょっと状態がよくなかった」と、前週は右手首痛のため出場を見送った。期待と不安の中で迎えた今大会は18位。「期待していた自分の結果とは違うけど、想像していた最悪よりはよかったので、まあよかったんじゃないかな」というのが率直な感想だ。

第5のメジャーと言われる「ザ・プレーヤーズ選手権」が例年の5月から3月に繰り上がり、4月「マスターズ」後の5月には「全米プロ」も行われる。ビッグイベントが前倒しになった新シーズンが幕を開けた。

毎年、秋から冬にかけて好成績を残している松山だが、「本当に大事なのは3月から。大きな試合が始まる3月から8月まで、しっかり良いプレーができるようにしたい」という。次週は中国での「WGC HSBCチャンピオンズ」となるが、「やることはたくさんあるけど、すぐによくなるとは思っていない」と、じっくりと腰を据えて自身のゴルフを作るつもりだ。(韓国・済州島/今岡涼太)

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