パスポート更新間に合わずやむなく欠場となったジョナサン・ベガス（Harry HowGetty Images）

◇米国男子◇CIMBクラシック 事前情報（10日）◇TPCクアラルンプール（マレーシア）◇7005yd（パー72）

ジョナサン・ベガス（ベネズエラ）が11日（木）に開幕する米ツアー「CIMBクラシック」を突然欠場した。パスポートの残存有効期限が迫っていたことで、マレーシア入国を断念した。

＜＜　下に続く　＞＞

前週米カリフォルニア州で行われた今季開幕戦「セーフウェイオープン」に出場したベガスは、大会後にマレーシア入りする予定だったが、米国を発つ前に問題が発覚した。マレーシアに外国人が入国する際、パスポートには6カ月の残存期間が必要とされているが、自身のツイッター（@JhonattanVegas）で報告したところによると、「あと2カ月で期限切れになってしまう」という。更新も間に合わないと判断し、やむなく欠場となった。

ベガスは今年7月、「全英オープン」の直前に英国での就労ビザが期限切れになっていたことが発覚。米国内の英国領事館で新しいビザが発給されたことで事なきを得たが、コースに到着したのは開幕初日の朝だった。

なお、同選手の欠場により前週1打差の4位に終わったサム・ライダーが急遽、フィールドに滑り込んだ。（マレーシア・クアラルンプール／桂川洋一）