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好きと得意は違う?松山英樹とファイヤーストーンCCの相性

◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 事前情報(2日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)

松山英樹が「好きなコース」として挙げるのはいくつかある。「マスターズ」の舞台オーガスタナショナルGCをはじめ、米ツアー初優勝を飾った「ザ・メモリアルトーナメント」のミュアフィールドビレッジ。そして今週のファイヤーストーンCCもそのひとつ。だが、当地ではこれまで思うような成績を残せていないのも事実だ。

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初出場した2013年にタイガー・ウッズと2日間同組でプレーした同コースは、7400ydでパー70と距離が十分にあり、フェアウェイもタイト。ショット力が存分に試される18ホールは「やっていて楽しい」と今週の練習ラウンドを経ても思うが、「気合と調子が反比例する」というのが本人の印象だ。

「なかなか良い成績が出ていないんでね…。出したいですよね、このコースで。いつも悪い調子で、ここに入っているような気もする。状態が良いと思って来ても、悪くなる。悪いと思ってきたら、そのままで…」。過去4大会で最高成績は14年の12位タイ。優勝争いに加わった経験はない。

全12ラウンドでの平均スコアは「70.438」とオーバーパー。14年に3日目に「65」も出したが、昨年2日目に「79」もたたいた。ホールごとのスコアでいうと、“モンスター”の異名を持つ667yd(パー5)の16番は平均「4.88」。また、4つのパー3は「2.97」と平均でアンダーパーをマークしている。一方で右サイドからせり出た木がグリーンへの道筋を邪魔し、グリーン手前に池が構える3番はパー4で平均「4.5」と低調。各ホールで、狭く絞られたフェアウェイを捕らえる確実なティショットがまずは必要になりそうだ。

今週は6月の「全米オープン」以来、約1カ月半ぶりの米国での試合。欧州でのプレーを経て「ラフはそんなに深くはないけれど、久々の芝種でグリーン周りが難しい」と感覚を取り戻すのにまず苦労している様子。「アプローチの調子が悪いので、まずはフェアウェイにいかないと。フェアウェイからなら良いショットじゃなくても、最低でも乗せられると思う。でも、でもそれじゃ優勝するにはダメですからね…。1日4アンダーが必要かは分からないけれど、(通算)2ケタアンダーは必要だと思うんで」

今週の事前練習では1Wは新しいヘッドとシャフトをテストしていたが、実戦で投入される可能性は低そう。闘争心をかき立てられるコースで、まずは自身の状態を上げることを命題とする。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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