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天候不安も大会名物!?石川遼、開幕前日は休養

◇米国男子◇ジョンディアクラシック 事前(12日)◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7268yd(パー71)

激しい雨を伴った雷雲の接近で、開幕前日のプロアマ戦は中断を余儀なくされた。雨脚の弱まった午後は霧が立ちこみ、足元がぬかるむなどコースコンディションは様変わり。例年20アンダーほどまで優勝スコアの伸びる撃ち合いは、空模様も選手らの厄介な敵となりそうだ。

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晴れるとジリジリと肌を焼くように照りつける日差しの下で気温35度に昇るが、雨が降るとムンムンとした熱気がこもる。過去2度出場した石川遼が「(大会は)天候が不安定のイメージ」と語った通り、雨の多い大会だ。

1971年に始まった大会は今年で46度目の開催。プロアマ戦を含めて悪天候でラウンドに遅れが生じたのは24回になる。地元紙の記者は“待っていました”と言わんばかりに「ジョンディアクラシックのプロアマ戦が遅延」と報じた。昨年も連日の順延で日本から唯一出場した岩田寛が3日目に36ホールのラウンドを強いられるなど、ペースを乱された。

今年も初日は雨、2日目は降水確率50%の予報だ。火曜日までに計45ホールの練習ラウンドを積んだ石川は開幕前日にはコースに入らず、軽めの調整や休養に充てた。疲労のたまった体を一度クールダウンさせ、6週ぶりの実戦に向かう。(イリノイ州シルビス/林洋平)

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