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5打差51位発進 松山英樹がガッカリしたこと

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(11日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)

松山英樹は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、イーブンパーの51位タイでスタートした。前半ショットに精度を欠いてスコアを伸ばしきれず、首位とは5打差で初日を終えた。

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この日のグリーン上で松山が手にしたパターは、2週前の「チューリッヒクラシック」で投入したセンターシャフトのマレットタイプ。感触の良さから、使用を「最初から決めていた」という狙いは序盤で的中し、ショートゲームが冴えて上々の滑り出しを見せた。

出だし10番で6mのパーパットを沈めると、すぐさま2連続バーディを奪取した。11番(パー5)では、グリーン左サイドから近いピンに対し、打ち上げのアプローチでクッションを使って寄せてピンそば1mに。270yd強に設定された12番では、迷わずアイアンでフェアウェイキープ。残り92ydを1.2mにつけて、今大会を前に改造されたホールを攻略した。

「スタートが良かったので、アンダーパーで回りたかった」という流れは、折り返しの18番でつまずいた。ティからグリーンまで左サイドに池が構えるパー4で、1Wショットは水しぶきを上げた。心配していたショットの乱れ。「一発くらいミスをするかなと思ってラウンドしていたけど『そこで出なくても…』というところで出ました」

このホールをダブルボギーとすると、続く1番は3パットボギー。残り123ydの第2打をピンそば1mにつけた後半4番のバーディで、イーブンパーとしたが「“戻せた”というほど頑張っていない」と肩を落とし、2日目以降の巻き返しが求められることになった。

風も穏やかな午前中のコンディションだっただけに、悔しさがある。あすにつながる好材料は、フィニッシングホールの出来と、グリーン上の復調傾向だ。

パー5の最終9番で、フェアウェイから3Wでの2打目を右に曲げ、足場の悪い深いラフへ。3打目はグリーンに届かなかったが、再度難しいアプローチを強いられた4打目でピンそば1.5mにつけ、パーを拾った。「セカンド地点から考えればバーディにしたかったが、サード地点を考えればよくパーで上がれた。(3打目で)とんでもないところに行ったけど、良かった」。パッティングについては「後半に良くないストロークが増えてきたけれど、そこは修正すれば直ってくれるかなと思う」という。

予選通過のカットラインが背中に迫る一方で、上位進出への足掛かりもつかめる位置。「上が伸びてないんでね、あしたから伸ばしていけるよう頑張りたい」。いま胸にある安堵感だけでは終われない。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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