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「パーマー招待」優勝者に赤いアルパカ・カーディガン

2017/03/19 11:05

今年から大会優勝者に贈られることになったアルパカの赤いカーディガン

大会最終日の18番グリーンで優勝者を出迎えるアーノルド・パーマーはもういないが、今年からゴルフ界の“キング”を偲ぶ一品が、チャンピオンに贈呈されることが明らかになった。

これまで優勝者には紺色のブレザーが贈られるのが慣例となっていたが、今年からは在りし日のパーマーを彷彿とさせる赤いカーディガンへと変更される。その写真が金曜日に大会公式ツイッターで公開された。

真っ赤なアルパカの毛で作られたカーディガンの胸には「アーニーズ・アーミー」の文字とともに、「傘マーク」と「アーノルド・パーマー招待優勝者」と記されたワッペンが付けられている。

ちなみに、日本ではカシミアが高級品として有名だが、アルパカの毛はカシミアに比べて繊維が太く、生地が丈夫で保温性が高いという特徴がある。美しい光沢を持ちながら、毛玉が出来にくいという点も、キングが愛用していた理由の一つだろう。

白いアルパカが増えたのにはパーマーの影響 白いアルパカが増えたのにはパーマーの影響もあったそう(Inga Kjer/Photothek via Getty Images)

1950年代、パーマーは洋服メーカーと契約して多彩な色のアルパカ・カーディガンの販売を行った。その服は一大ブームを巻き起こした。アルパカの原産地ペルーでは、それまで茶色や黒色、灰色の毛を持つアルパカが多かったが、染色の必要性から白い毛に高値が付くようになった。業者たちはこぞって白毛のアルパカを育てるようになり、わずか10年の間に有色と白毛の比率は9:1から1:9に逆転したという。

現在、日本でちょっとした人気を博している真っ白なアルパカも、じつはパーマーの影響だったというのは興味深い話だ。(フロリダ州オーランド/今岡涼太)


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