2013年大会で優勝を飾ったタイガーウッズ ※画像は2013年 アーノルドパーマーインビテーショナル

腰の故障により戦列を離れているタイガー・ウッズが9日（木）、次週の米国男子ツアー「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」（フロリダ州ベイヒル＆ロッジ）の欠場を表明した。自身のホームページで「腰の休養とリハビリのため、今年は大会に出場できない。とても残念だ」と明かした。

ウッズは、今年1月下旬「ファーマーズインシュランスオープン」（予選落ち）で1年5カ月ぶりにツアー復帰したが、翌週の欧州ツアー「オメガドバイデザートクラシック」は2日目スタート前に途中棄権。その後、2月中旬の米ツアー「ジェネシスオープン」、その翌週「ザ・ホンダクラシック」への出場を見送っていた。

「親友だった」という大会ホストのアーノルド・パーマー氏は、昨年9月に87歳で死去。「今年は特にアーノルドを称えるべく出場したかったので、とても失望している」と無念さをにじませた。1月の復帰当初から意欲を示していた「マスターズ」開幕まで1カ月を切っており、ウッズの動向にますます注目が集まりそうだ。